しっかり眠りたいあなたはロゼレム

睡眠
ロゼレムは、メラトニン受容体作動薬に分類される睡眠薬です。
メラトニンとは体内時計のリズムを整えている物質。
有効成分のラメルテオンがメラトニンに働きかけて、睡眠を促します。

商品名 ロゼレム
有効成分 ラメルテオン
効果 メラトニン受容体と結合し、自然な眠りを強めます
作用時間 ・服用後1時間ほどで効果が出現
用法・用量 1回1錠
副作用 頭痛、眠気、倦怠感、めまいなど

ロゼレムはもともと体内にある生理的な物質に働くことで、睡眠を促していくお薬。
中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの症状に使われています。

体内時計のリズムを整えるメラトニンに直接働きかけることで、自然な眠りへと導いてくれるのです。
今回は、ロゼレムについて紹介します。

ロゼレムの効果

ロゼレムは自然な眠気を強くする睡眠薬です。
脳内物質・メラトニンと結合し、生理的な眠気を強めます。

メラトニンは体内で分泌されるホルモンの1つ。
脳幹上部にある松果体で作られ視床下部へ働きかけます。
覚醒・睡眠・代謝・免疫など体の機能の調節を行なう重要な物質なのです。

夜の8時ごろから分泌が始まり、夜中の1~2時をピークに増加。
朝に近づくにつれて減少していきます。
人間本来の体内サイクルである、暗くなると眠くなり朝になると目が覚めるという体内時計のリズムを整えます。

ロゼレムのメリットとデメリット

メリット デメリット
・自然な眠気を誘う

・中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害に効く

・体内時計を整える効果が見込める

・依存する可能性が低い

・せん妄をおこしにくい

・処方日数の制限がない

・入眠障害には効果が低い

・効果を実感するのに時間がかかる

・眠気が残ることがある

・頭痛が起こることがある

・ジェネリックが発売されていない

ロゼレムは人間本来の働きである、メラトニンに作用します。
即効性はありませんが、反対に依存を起こしにくい薬です。
意識が混濁してしまい異常行動を起こすせん妄の症状が起こりにくいため、安全性が高胃と言われています。
利点が多いため、高齢者へも多く使用されています。

年を取るとともにメラトニンの分泌が減少する

メラトニンの分泌のピークは10代と言われています。
加齢と共に分泌量が減少し、50~60代は10代の約10分の1の割合まで下がってしまいます。
年齢が高い人ほど、睡眠時間が短くなったり朝早く起きるようになるのはメラトニンの分泌量が減少していることも関係しています。

ロゼレムの服用方法

服用開始量 8mg
最大服用量 8mg
1日の服用タイミング 1日1回(就寝前)

ロゼレムは服用量が決まっており、8mgを服用します。
即効性があるお薬ではないため、効果を実感するのに2~4週間ほどかかることがほとんど。
効果がゆっくりと自然に現れるお薬です。
早く効果を得るために、大量にロゼレムを服用しても即効性が強まることはありません。
正しい服用方法を守りましょう。

食後すぐの服用はしないでください

ロゼレムは、食事の影響を受けやすい薬です。
食後すぐに服用すると、成分の吸収が遅れてしまい薬の効果が弱まってしまう恐れがあります。

服用するタイミングは、就寝前または食事をした2~3時間後に飲みましょう。

ロゼレムの副作用

【ロゼレムの副作用】
眠気、頭痛など

ロゼレムの主な副作用として、昼間の活動中に眠くなることがあります。
薬の効果は個人差がありますが規定量の8mgを服用しても眠気が起こる場合は、服用量を減らすか飲む時間帯を早める対処方法があります。

また、頭痛の副作用も報告されています。
ロゼレムは、血管に作用することが分かっています。

脳の血管が拡張することで、血管の周辺にはる三叉神経が圧迫されてしまいます。
神経が圧迫されると刺激を受けて痛み物質が放出。
頭痛の症状が現れてしまうのです。

頭痛が出た場合は、薬に慣れるまで様子を見るかほかの薬に変えてみるという対処方法があります。

ロゼレムを飲んだ後は運転しない

ほとんどの睡眠薬は、服用後の機械操作や車の運転が禁止されています。
・眠気
・集中力
・反射運動能力
・注意力
これらが低下する可能性があるため、危険を伴うのです。
ロゼレムも例外ではありません。

基本的に睡眠薬を服用する際は、運転禁止を心がけましょう。

ロゼレムの併用禁忌

【併用禁忌】
・フルボキサミン
【併用注意】
・ニューキノロン系(抗菌薬)
・フルコナゾール(抗真菌薬)
・マクロライド系(抗菌薬)
・ケトコナゾール(抗真菌薬)
・リファンピシン(抗結核薬)

上記のお薬とロゼレムは注意が必要です。
薬の作用を強めてしまったり、体に負担がかかるなど危険を伴います。
現在投薬中の方は、かかりつけ医に相談しましょう。

今回はロゼレムについて紹介しました。
熟眠障害や早朝覚醒、中途覚醒の3つのタイプにも有効と言われています。
メラトニンに作用し体内時計を整える効果があるため、安全性が高い睡眠薬と言われています。

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